「メニエール病」という持病と向き合う




 

こんにちは!SHIORIです。

 

今日は、わたしの持病である「メニエール病」についてお話しようと思います。最近では元サッカー選手の澤穂希さんや芸能人も公表する方が多く、一度は聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

まずはどういう症状なのか、自分の経験からお伝えします。

 

メニエール病の症状について

 

メニエール病は内耳にあるリンパが腫れて、水ぶくれのような状態になる「内リンパ水腫」が起きることが原因の病気だと言われています。

 

症状としては、

  • ぐるぐるする回転性のめまい
  • 片耳の難聴
  • 耳鳴り
  • 吐き気、嘔吐(めまいによって付随)

などで大抵の場合はこれらの症状が重なります。

 

 

原因は未だ解明されていない難病

 

メニエール病は厚生労働省の特定疾患に指定されている難病です。ただし、治療に対して国から治療費が出る対象の病気ではありません。原因が未だ解明されておらず、治療方法が確立されていない病気でもあります。

 

女性にやや多く見られる病気とも

 

メニエール病は統計上女性に多いそうで、痩せ型で性格は几帳面・神経質な方に多いとも言われています。細やかな気遣いができる人ほど、周りに気を遣っているので知らずのうちにストレスを溜めやすいとも言えますね。

 

 

最初はのほほんと放置していたわたし

 

ここからは、わたしの経験をお話します。

 

当時21歳だったわたしは、地元企業の営業事務として働いていました。仕事にも慣れ、職場環境もそこまでは悪くなかったように思います。

 

ですが突然、ぐらっとするようなめまいに頻繁に襲われるようになりました。この時は、「なんだか疲れているのかなあ」ぐらいにしか思っておらず、病院にも行きませんでした。

 

自分でも気付かないうちに耳が聞こえなくなっていた

 

めまいが頻繁に起きることは少し気にしつつも、今まで通りの生活を続けていたわたし。実はこの時、めまいと同時にやたらと耳鳴りがしていることにも気付きました。

 

右耳だけがピーピーうるさいな、と思ってはいたのですがしばらくすると治るのでこれもまた放置。仕事も繁忙期で忙しかったので、疲れが出ているんだなー、どっか旅行にでも行って息抜きしたいなー、なんて呑気なことを考えていました。

 

そのまま放置すること半年以上。わたしはやたらと上司に「呼ばれてるよ」と言われることが多くなりました。右側で名前を呼ばれると、耳鳴りがうるさくて気が付かなくなっていたのです。この時には耳鳴りが日常化してしまっていて、鳴っているのが当たり前に。会話をしていても聞き返すことがとても多くなりました。

 

 

めまいでまっすぐ歩けなくなってしまった

 

耳が聞こえなくなり始めたのと並行して、どんどんとめまいがひどくなっていきました。ぐらっとするようなめまいというよりは、脳がぐるぐる回っているような感覚。頭の中が無重力になっていて、少しでも頭を傾けると脳がぐわんぐわん動いてしまうように感じ、とにかく気持ち悪くて仕方ありませんでした。

 

次第にまっすぐ歩いているつもりでも、デスクなどにぶつかることが多くなりアザも増えていきました。座っているのにぐらぐら揺れている。平衡感覚がなくなっている自分に気付いた時には、かなり症状が進行してしまっていることを後から知りました。

 

 

退職し、治療に専念することに

 

これはさすがにやばいかも、と思ったわたしは病院に行きました。が、もうこの時には難聴レベルの聴力しかなく、右耳はほとんど聞こえていませんでした。すぐに入院して治療をしないと聴力が戻らなくなる、と言われましたが入院が嫌だったわたしは、点滴治療をすることに。

 

この時初めて「メニエール病」と診断されました。なんか聞いたことあるけど、なんだそれ!と思ったのが素直な感想です。

 

 

治療を経て、今ではかなり回復!

 

発作が起きると立っていることができなくなるため、横になるしか方法がありません。ひどい時は1日中寝ていなければいられないことも。ですが、治療のためにがんばって通院はしていました。結果、かなり症状は良くなり、今では聴力も少し戻っています!

 

発症した当時は、何もできない自分がとにかく嫌で塞ぎ込むことがとても多かった。これだと精神的にも参ってくるのは当然ですよね。一向に良くならない、もしかして一生このまま?もうこんな体いやだ!!なんてしょっちゅう思っていました。すごく弱い人間なんです、わたし。

 

でも治療を続けていくにつれ、人の優しさに触れ支えてくれる人たちに恩返しをしたいという気持ちがどんどんと強くなっていきました。わたし、こんなことやってる場合じゃない。早く元に戻りたい!と。

 

わたしを支えてくれた「ある言葉」

 

治療中、同じメニエール病を持っている知り合いの人に「治そうとするんじゃなくて、この病気と向き合っていこうとしてみて」と言われたことがありました。メニエール病は完治することができないと言われています。事実、わたしも疲れが溜まったり睡眠不足が重なると、めまいや耳鳴りといった発作が今でも出てきます。

 

ですが、この言葉にハッとさせられて「あ、そうか。これもわたしなのか。」と妙に腑に落ち今の自分を受け入れられるようになったんです。自分を否定し続けていくことにも疲れていたのかもしれません。受け入れることの方が勇気はいるけれど、一歩踏み出すととても楽になれることも初めて知りました。

 

 

新しい自分を見つけられるチャンスかも?

 

わたしはもともと、自分の限界値に鈍いところがありました。「まだいける!まだやれる!」と思っていたら、実は許容範囲を超えていてバケツの水がバシャーっと溢れてしまうようなことが多々ありました。

 

メニエール病になってからは、それも少しずつ減っていっていることに気付いたのです。無理をすると発作が出る。この不安はいつでもありますが、逆にこれが指標になっていて「あ、もうこれ以上やると限界を超えるんだな」とセーブをすることができるようになりました。

 

マイナスなことばかりではなかったな、とだいぶ良くなった今では思えるのです。今症状で苦しんでいる方もきっと多くいると思います。良くなったりまた戻ったり、症状を繰り返すことはあるけど1番は自分を大切にしてあげてください。分かってくれる人も必ずいます。大丈夫。きっとうまく向き合えるからね。









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ABOUTこの記事をかいた人

SHIORI

1990年生まれ。日本のまんなか、海無し県出身。お米の産地在住。興味のあることは数知れず、浅く広くなつまみ食いタイプです。デジタルをこよなく愛してます。